2011年3月5日土曜日

外国人実習生雇用:8割超す事業所で違反 超過勤務や賃金の不払い--県内 /福井


 福井労働局は、外国人技能実習生を雇用している県内>約520事業所のうち、53事業所を抽出調査した結果、84・9%に当たる45事業所で、労働時間の超過や割増賃金の不払いなど労働基準法や最低賃金法などの法令違反があったと発表した。各事業者にはその場で是正を命じた。

 調査は昨年11月から今年1月にかけて行われた。法令違反があった事業所の割合は、07年度が94・4%▽08年度が88・9%▽09年度が85・1%--と年々減少傾向にある。だが労働局によると、法令違反と指摘を受ける事業所は、全産業で見ると全体の約6割で、外国人技能実習生にかかわる法令違反数の多さは際立っているという。

主な違反は、時間外・休日労働の割増賃金の不払い(37・7%)寄宿舎の消火設備や避難階段などの不備(31・7%)▽受け入れ時に賃金や労働時間などの労働条件を明示していない(24・5%)▽労使協定で定めた労働時間を超える長時間労働(20・8%)など。

 調査対象の53事業所で働く技能実習生は計249人で、このうち中国人が約8割の198人。業種別では製造業が92・5%で、うち繊維関連製造業が7割超を占めた。
新聞報道・ニュース報道で取り出されている事項は、氷山の一角でしか無く 現状・約7割の外国人技能実習生が、苦しめられております。現在、全国で15万人超と就業しています。 都道府県在留許可者数
そのなかの7割・・・10万人は、迫害を受けております。情報提供等、ありましたらご協力お願いいたします。